第39回 読書会「本と旅人」開催報告

2024年12月15日(日)に代々木のレンタルスペース「TIME SHARING 代々木駅西口前」で39回目の読書会を開催しました。

今回28名の参加でした(うち、初参加は7名でした)。

今回も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました!

本日紹介された本

小説、エッセイ、実用書、ルポタージュなど、いろいろなジャンルの本が紹介されました。

以下、読書会運営メンバーのテーブルで紹介された本を一部紹介します。

星の王子様 | サン・テグジュペリ

この読書会で好きな人も多い、サン・テグジュペリの世界的名著。

紹介者は子供の時に初めて手に取ったそうですが、以来定期的に読み返して新たな発見を得ているようです。

サン・テグジュペリは当時世界的に大人気な作家でしたが、惜しくも徴兵されたため戦死してしまったようです。

戦争中は敵国の兵士もファンだったため、戦いたくなかったという話が聞けて豆知識が増えました。

あのころ | さくらももこ

あのころももこの話もものかんづめと、さくらももこのエッセイを3つ紹介してくださいました。

日常のちょっとした部分を切り抜き、面白おかしく書かれているのが好きとのことです。

ちびまる子ちゃんでは表現されていない、ブラックユーモアがたくさんあるのが面白いらしく、紹介者の方は「おじいさんの葬式の話」がお気に入りのようです。

3つエッセイのカラフルさがとても可愛いかったです!

ホサナ | 町田康

町田康が描く、不条理な世界に誘われる小説。

あらすじを紹介してもらいましたが、ほとんど消化できませんでした、、(笑)

ですが、町田康の独特な文体から繰り出される予測不明な展開に心を掴まれたとのことだったので、とても興味が湧きました。

900ページ超えの文庫本で、圧倒的な読み応えだったみたいです。

赤と青のガウン | 彬子女王

女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。

学生と皇族のエピソードが良いテンポで切り替わり混ざり合うようで、読んでて楽しかったとのことです。

イギリスの大学のことや、皇族の生活にまつわる興味深いことを知れたみたいで、内容がとても気になりました。

オックスフォード大学は、ハリーポッターに登場するホグワーツ城の元ネタらしく、一度見てみたいなと思いました。

本日のハイライト

運営メンバーのテーブルで、フリートーク中や本の紹介の流れで話題になったトピックを一部紹介します。

何度も読み返す本

本を再読する楽しさについての話が挙がりました。

読み返したタイミングで、自分の持っている価値観を改めて見直すことができたり、読み返す度に違う発見ができるのは楽しい、といった意見がありました。

また、全編読み返さなくても、適当にページをめくった一節を読むのも楽しい、といった話にもなりました。

私はあまり本を再読しないので、最近図書館で、『再読だけが創造的な読書術である』という本を借りました。学びます。

これは私の感想です

本や映画などに触れたとき、自分の中の純粋な感想に向き合えているか、という話になりました。

SNSなどで簡単にパブサできるようになり、色々な人の感想を見てしまい、自分の気持ちが上書きされてしまうことがある。

感想を共有するのは楽しいし大事なことだけど、自分だけのものとして大事に育むのもいいよね、と意見が挙がりました。

参加された方の感想

参加後の感想を一部掲載します。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!

自分では見つけられないような本を紹介してもらえてわくわくしました!

25歳女性

自分が読んだ本を、本が好きな人と共有できてよかった。

25歳女性

2回目参加ですが、ゆるく楽しくおすすめの本を知ることができた。

30歳女性

読書会後のランチ

今回は、代々木の「ニューキッチンイロハ」「中華 好来」に2グループに分かれて食べに行きました。

20名の方が参加しました!

私は、「ニューキッチンイロハ」の方に行きました。

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、マルゲリータがとても美味しかったです!

ちなみに昼からビールを飲みました(笑)