2026.10.02 公開
第19回 課題本型読書会
2026.09.22(火)
第19回 課題本型読書会は、神田のCOLAZIONE VARIOで、『異邦人』を課題本に、計16名で開催しました。
今回の読書会の形式
今回は4~5人の小グループで前後半に分かれ、メンバーを入れ替えながら『異邦人』の感想共有とテーマ議論を行いました。
今回は事前にアンケートで話したいテーマや感想を集計し、固定テーマとその他テーマを用意していたので、固定テーマと運営メンバーのテーブルで議論されたテーマを一部紹介します。
主人公ムルソーはどういった人物像なのか、そもそも生きることや世界に意味があるのかなど哲学的な内容にも触れることができて、刺激的な時間を過ごせました。
- ムルソーは「非人間的」で冷酷なのか、それとも感情に正直で誠実な人間なのか。
- 「太陽のせい」という動機にはどのような意味が隠されていると思うか。
- 物語終盤、ムルソーが幸福を感じたのはなぜか。また、この時感じていた幸福とはどのようなものだと思うか。
- 人の感情や行動には何らかの因果関係があると決めつけてしまうことに関する是非。
- そもそも不条理な内容だったのか。
葬式で泣かなかったり、人を殺しておいて「太陽のせい」というようなムルソーに対して、「素直な感情は持っている。がそれを隠して社会に順応できていない。」というような意見が多く出ました。
この小説は不条理だ、と言われますが、ムルソーという存在が不条理なのか、それともムルソーに対する人々の評価が不条理なのか、はたまた世界そのもの不条理なのか…と何に対して不条理さを抱くかの話も上がり、興味深かったです。
個人的に、外界の刺激に対するムルソーの感覚表現がすさまじかったなと思いました。特にアラビア人に対する一連のシーンは映画のようで、五感が研ぎ澄まされゾーンに入ったような感覚にさえ陥りました。とても好きな小説です!
読書会後のランチ
読書会後にそのままカフェでランチしました。14名の方がランチに参加してくれました。
極厚なピザを食べることができました。大満足です!
いつもありがとうございます!
次の休日の朝、
お待ちしています。
