第17回 課題本型読書会 - 映画を早送りで観る人たち

2026.6.14 (日)
第17回の課題本型読書会は、神田のCOLAZIONE VARIOで11名で開催しました。
今回の課題本は稲田豊史の『映画を早送りで観る人たち』でした。倍速視聴が普及しきったいま、改めてコンテンツを見ることについて考えることができた有意義な回でした。

今回の読書会の形式

今回は5〜6人の小グループで前後半に分かれ、メンバーを入れ替えながら『映画を早送りで観るひとたち』の感想共有とテーマ議論を行いました。

今回は事前にアンケートで話したいテーマや感想を集計し、固定テーマとその他テーマを用意していたので、固定テーマと運営メンバーのテーブルで議論されたテーマを一部紹介します。

各個人の、普段のコンテンツ視聴の姿勢や倍速に対する考え方を中心に、活発な議論ができました!

  • 普段倍速視聴するか。倍速視聴自体に賛成か反対か。
  • どんなコンテンツであれば倍速するか。どんなコンテンツであれば倍速を避けるか。
  • 書籍・映像作品に何を求めるか?(わかりやすさ、快適さ、心を豊かにするかどうか、など)
  • 書籍・映像作品を選ぶ際に、評論家やSNSの意見を参考にすることはあるか。
  • タイパ・コスパとの関係性
  • 逆に0.75倍速で視聴するのは否定的に取られるのか。

コンテンツの見方を視聴者側が完全にコントロールできるため、単位時間当たりの刺激量の調整をしている、という話が興味深かったです。

またこの本は2022年に出版されたようですが、2026年のいま、「ドパガキ」などのような視聴者の集中力をテーマに語られなおしてほしいなとも思いました。

参加された方の感想

参加いただいた方の感想を一部掲載します。

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!

課題本を読んだ感想

消費と鑑賞という切り口や、コンテンツ量の増加、様々な意見の表層化など、倍速視聴に対する理由づけは確かにと思った。一方で、昔から思っていた感情が倍速視聴可能な動画が増えたことによる表出化なのかなとも思う。

30代男性

早送りの理由について言語化されているのが面白かった。納得する部分が多かった。

20代女性

選択肢の多さや説明的なセリフなどは思い当たるところがあったので、わりと身近に感じながら読めた。
趣味の領域にコスパ・タイパなど効率の概念が入り込むことについて考えるきっかけになった。

20代男性

読書会を終えて、課題本について改めて感じたことは

課題本を読んで腑に落ちてなかったこと、映画を早送りで観ることと、若者の生活・感覚の因果関係などが、みんなと話すことで、本に対する自分の評価がかたまってきて面白かった。

30代女性

映画とドラマの違いやタイパについて話せて楽しかったです。大学生の方からの意見をもっと伺いたかったのですが、自分たちが説教くさくなってしまったのかなと思いました。

20代男性

自分にとっての当たり前が違うことを感じた。
情報収集のために見るときはコスパ求めていたがそうでもない人が多いのはある。

30代男性

読書会後のランチ

読書会後はそのまま「COLAZIONE VARIO」でランチをしました。

10名の方がランチに参加してくれました!

本日もボリュームたっぷりのランチで、議論で疲れた脳を回復できました!

いつもありがとうございます!