第3回 課題本型読書会 開催報告
2024年6月9日(日)に神田のカフェ「COLAZIONE VARIO」で課題本型の読書会を開催しました。
今回の課題本はレイ・ブラッドベリの華氏451度で、15名の参加でした!
ご参加いただいた方、ありがとうございました!
もくじ
今回の読書会の形式
今回は、最初に読んだ時の感想を共有した後、少人数のグループで気になるテーマについて話し合い、最後に話し合いを経た上での作品に対する感想を共有しました。
話し合いの中で、自分ひとりの読書ではあまり気にならなかった部分について深堀できたり、同じシーンでも自分とは違う解釈や意見を得られたりなど、話し合いによって新たな気づきを得られた方も多かったようです!
課題本に対する疑問点を各々書き出し、それらを主なトークテーマとして議論しました。
以下、運営メンバーのテーブルで議論されたテーマの一部を紹介します。
- 物語を通してモンターグは幸せになれた?
- 作中の情報統制はどうなっている?
- ベイティーは本当に死にたがった?だとしたらその理由は?
- モンターグがブラックの妻を殺した理由は?
- クラリスの作中における立ち位置は?
- 本、映画などの要約についてどう思う?
- 本に興味関心をもつ素養は誰しもに備わっている?
作中の内容だけでなく、それに派生して本絡みのテーマについても話し合われました。
参加された方の感想
参加された方の感想を、一部紹介します。
- 課題図書についての読書会は初参加だったが、様々な視点で一冊の本を語る楽しさはいつもの読書会とはまた違う感覚だった。
- 自分になかった視点が得られて楽しかったです。
本を読んで「思考すること」の大切さが書かれていましたが、読書会ってまさに思考する良い機会だなと思いました。 - 自由に本を持ち込んで一方的に話す形式よりフリートークのような雰囲気で、話している最中に新しいひらめきがあって面白かった。
- 単純なエンタメではない本でも、読んで集まれるというのが驚きだった。
こういう場があることをうれしく思います。 - グループで協議する形は大人数で自由に話す形式より自由度が増し、思考が深まるのを感じました。
とっても良い回し方!!ありがとうございました!
読書会後のランチ
読書会後にカフェでそのままランチしました。
ソーセージがはさまったフランスパンは、ボリュームたっぷりでとても美味しかったです!
デザートのコーヒーゼリーは苦めの大人の味でした。
いつもありがとうございます!