第89回 紹介型読書会

2026.3.15 (日)
第89回の紹介型読書会は、神田のCOLAZIONE VARIOで、計23名(初参加7名)で開催しました。
非常に盛り上がり、闊達な話し合いができました!
当日の流れ
- 5人程度のグループに分かれて、自己紹介を一人1〜2分ほど行います。
- おすすめの本を、3〜5分程度で紹介します。
- 気になった点や印象に残った部分について、感想を話し合います。
- 途中で一度、席替えを行います。
- 全体で約2時間ほどで終了し、その後は自由解散です。
※終了後、希望される方でランチに行きます(任意参加です)。
※小説、詩集、画集、実用書などジャンルは自由です。参加される際は、紹介したい本を1冊以上お持ちください。
本日紹介された本

小説、エッセイ、実用書など、いろいろなジャンルの本が紹介されました。
以下、運営のテーブルで紹介された本の一部をご紹介します。
ない本、あります。 | 能登 崇
「実際には存在しない本」のタイトルと表紙、そのあらすじだけを淡々と、かつ膨大に紹介し続けるシュールな短編集です。
読んでいるうちに、自分の記憶にある本と架空の本の区別がつかなくなるような奇妙な読書体験を味わえるのが特徴です。
1ページに1冊、どこかで見かけたような既視感と「そんなわけない」というナンセンスなユーモアが凝縮されています。
僕の名はアラム |ウィリアム・サローヤン
1910年代のカリフォルニアを舞台に、アルメニア移民の少年アラムと、個性的で自由奔放な親戚たちとの日常を描いた連作短編集です。
貧しくも楽観的で、人間への深い慈愛とユーモアに満ちたエピソードを通じて、移民たちの精神的な豊かさが生き生きと綴られています。
サローヤンの自伝的要素が強く、失われゆく純真さや「生きることの素晴らしさ」を、平易でリズム感のある文体で描き出した名作です。
とんこつQ&A |今村 夏子
美味しそうなフードエッセイかと思いきや、とんこつラーメン店で働くことになった主人公を取り巻く、ズレていく日常と狂気を描いた短編集です。
接客マニュアルへの過剰な執着や、周囲との微妙なコミュニケーションの断絶が、今村夏子らしい淡々とした不穏な筆致で綴られています。
読み進めるほどに「普通」の輪郭が崩れ、笑いと恐怖が紙一重で混ざり合う奇妙な後味を堪能できる一冊です。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 |米原 万里
1960年代のプラハのソビエト学校で共に過ごした、国籍の異なる3人の親友たちの行方を、著者が大人になってから捜し歩くノンフィクション・ノベルです。
かつて「真実」と信じていた思想や国家が崩壊していく激動の歴史の中で、翻弄されながらもたくましく生き抜く少女たちのその後が鮮烈に描かれています。
著者の知的なユーモアと鋭い洞察により、嘘と真実が入り混じる過酷な現実を浮き彫りにしつつ、時を経ても変わらない友情の尊さを綴った傑作です。
参加された方の感想
参加後の感想を一部掲載します。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!
とても話しやすい雰囲気で、楽しい時間を過ごせました。
20代男性 初参加
初めて参加する方も多く、気軽に参加できました。
20代女性 リピーター
初めての参加でも緊張することなく過ごせたので。
30代男性 初参加
読書会後のランチ

読書会後はそのままCOLAZIONE VARIOでランチをしました!
18名の方に参加いただきました!
パスタが濃厚で最高でした!
いつもありがとうございます!


