第40回 読書会「本と旅人」開催報告
2025年1月13日(祝)に40回目の読書会を開催しました。
今回はなんと、代々木のレンタルスペース「TIME SHARING 代々木駅西口前」と新宿の「R3C 貸会議室」の2会場同時開催となりました!
合計で41名の参加でした(うち、初参加は4名でした)。
今回も多くの方にご参加いただき、ありがとうございました!
もくじ
本日紹介された本
小説、エッセイ、実用書、マンガなど、いろいろなジャンルの本が紹介されました。
以下、読書会運営メンバーのテーブルで紹介された本を一部紹介します。
楽園のカンヴァス│原田マハ
ルソーの『夢』という名画に酷似した絵の真相に迫るアートミステリ。
紹介者の方はこの作品の構成に感動したようで、作中に登場する『夢』が真作なのか贋作なのか、読者も一緒に考えられる楽しさがあるとのことです。
また、紹介者の方は仕事柄アートに触れる機会もあるようで、アートの魅力を伝えるという意味でもこの作品は素晴らしいと感じているとのことでした。
マンスフィールド・パーク│ジェイン・オースティン
代表作『高慢と偏見』で知られる、ジェイン・オースティンの長編恋愛小説。
紹介者の方は、作中の演劇の描写や、登場人物たちが引っ掛け回されたりする滑稽な描写などが好きで、オースティンの作品の中でこの作品が一番好きと仰っていました。
また、著作が少ないながらも世界的に評価される作品を複数書き上げた、オースティンそのものについても話が盛り上がりました。
冬の本│アンソロジー
「自身にとっての冬の本とは?」というテーマで、様々な業界の著名人84名によって寄稿されたエッセイをまとめたアンソロジー作品。
紹介者の方曰く、「冬に関連する本を取り上げている人もいれば、その人自身が冬に体験したエピソードにたまたま関係のあった本を取り上げている人もいて、結局様々な本が紹介されているのが面白い」とのことです。
ひとめあなたに⋯│新井素子
隕石の墜落によって1週間後に地球滅亡してしまうという世界で、失恋をした女性が付き合っていた彼の元へ徒歩で会いに行くSF小説。
地球が滅亡に近づくことでたかが外れてしまった人々を見ながら、主人公の女性が自身を顧みて変化していくというストーリーのようです。
紹介を聞きながら、主人公が変わることができても世界は結局滅亡してしまうところに、とても切ない小説なんだろうなと感じてしまいました。
本日のハイライト
運営メンバーのテーブルで、フリートーク中や本の紹介の流れで話題になったトピックを一部紹介します。
今年の抱負
年明け1回目の読書会ということで、自己紹介時に今年の抱負を参加者の方々に話してもらいました。
健康に過ごす、ダイエット、もっと本を読むなど様々な抱負を聞くことができました。
私は読むだけではなく、物語を書くことにも挑戦する一年にしたいと考えています!
季節にちなんだ選書
『冬の本』の紹介時に、読書会メンバーで季節にちなんだ選書してまとめてみるの面白そう!という話で盛り上がりました。
自分にとっての季節にちなんだ本、いざ考えるとすぐには浮かばないものですね…
この季節といえばこれ!という本、皆さんにはありますか?
参加された方の感想
参加後の感想を一部掲載します。
アンケートにご協力いただき、ありがとうございました!
新年一発目に参加できて、今年の読書モチベーションにつながった気がします!(2会場手配してくださったりありがとうございました)
31歳女性
参加者の方々の本の紹介を聞けて楽しかったです。また、初めての参加だったのですが周りの方たちがとても優しく接してくださり嬉しかったです。
24歳女性
2回目の参加でしたが、リラックスして楽しめました!
23歳男性
読書会後のランチ
代々木の会場では「ミニインドレストラン 代々木店」に行きました。
22名の方が参加しました!
ナンの下にはサフランライスが隠れていて、とても美味しくボリュームも満点でした!
おかげさまでとても良い読書会始めを迎えられました〜